元副部長にお話し頂きました

「師長さん、ココの夜勤をBさんと変わりたいんですけど。Bさんは大丈夫って言 ってました。」「師長さん、子供の学校行事が入ったので、ココを休みにしても らえませんか?」等など、勤務表公表後にポツンポツンと変更の申し出がある。 皆誰しもが私生活があり、急な用事が入ることは当然ある。ましてや、当月の勤 務表は、前月の10日締めなのだから仕方があるまい。が、しかし、希望の申し出 を忘れていたとか、日にち違いだったとか、希望を最大5日入れたスタッフが、 更に変更を申し出るとか、様々な都合が出てくる。勤務表作成は、勤務時間外で なければ作成する時間が持てない。いくら、タイムマネジメントをしても、どん な優秀な師長でも不可能に近い。自宅に持ち帰り、15時間ほどの時間をかけて 全身全霊を傾けて、とまでは言わないが、一心不乱に作成するのである。上記の ような理由での変更希望は、こちらも聞く耳を持ち、冷静に対応する。ところが、 スタッフも十人十色。言い方が、ピンキリである。「師長さん!私の勤務表、き つくないですか!?」「師長さん!なんで私、この人と夜勤が一緒なんです か!」「師長さん!新人のあとの勤務は、抜けが多くて大変なんですよ、師長さ んも1回やってみてくださいよ!」こんなことをスタッフから言われた日は、眠 るまでずーっと「師長さん!」の言葉がリフレインするのであった。 友蔵 心の叫び