元副部長にお話し頂きました

土日に15時間もの時間をかけて、漸く完成した勤務表。家では紙と鉛筆で作り、 職場でパソコンに入力が終わったその時、ヒヤッ・・・と、表情と視線が固まっ た。スタッフOさんの公休数が1日不足していたのだ。あんなに何度も見直した のに。トホホ・・・。5月の連休の公休を祝日と数えていたことが原因だった。 わずか1日だけの修正であるにも関わらず、それに要した時間がなんと2時間!!!  たった1個の公休を入れるだけなのに。あちらを立てればこちらが立たず、コ コを直すと、人数が足りない。その繰り返しで、何度も書き直した勤務表の紙は、 ヨレヨレとなり、右手の尺側は鉛筆が擦れて黒光り。そして、晴れて完成した勤 務表を、看護部長室に提出。そこから、副看護部長の精査が始まる。今では幾分 緩くなった精査だが、その当時は、平日の日勤者数が一人でも合わなければ修正 が入る。精査する側も気合が入っていた。月末、23日過ぎに次月の勤務表公表と なる。 渾身の思いで作り上げた私の勤務表。そう、わたし(・・・) の勤務表なのです。 愛着があるから、文句を言われたくない。変更を言われると、ムッとくる。恐ら く、多くの師長が私と同じ感覚なのではないかと思うのです。